株オタク「にしけい」の株式投資日記

今週のニュース(2018/04/22〜2018/04/28)

製薬業界について調べてみた

薬

今週も社内ミニテストからネタを拝借しました。
話題のニュースのひとつに、「武田薬品工業がアイルランド製薬大手のシャイアーを買収しようとしている
というものがありましたね。
このニュースに関連して、製薬業界の現状や関連銘柄をまとめてみることにしました。
 
 

製薬業界はざっくり4つに分類できる

製薬業界とは、読んで字のごとく「薬を作っているメーカー群」のことを指すのですが、
一口に製薬業界と言っても、ざっくり4種類に分類できます。

■先発医薬品メーカー(新薬メーカー)

新しい薬をどんどん開発している企業たちです。
先発医薬品メーカーのメリットは、
自分たちで開発した新薬そのものや製法に特許を取ることができる点です。
これによって、開発から20〜25年の特許期間中は、
その新薬を製造・販売することができるのです。

デメリットは、同業他社が作っていない新しい薬の開発を手がけるため、
開発コストが重くのしかかる点です。
万が一開発した新薬が売れなかった場合は大惨事ですが、
ヒットしさえすればがっぽり儲かると言われています。

この分類に属する企業は、以下の通りです。
(一部を紹介)

コード 銘柄名 商品・事業 PER
(倍)
ROE
(%)
4502 武田薬品工業 アリナミンA、
ベンザブロックなど
22.61 5.98
4503 アステラス製薬 イクスタンジ
(前立腺がん治療薬)など
17.52 17.28
4568 第一三共 新ルルAゴールド
ロキソニンなど
49.56 4.44
■後発医薬品(ジェネリック)メーカー

「後発」という通り、特許の切れた薬を本来のメーカーとは違う製薬メーカーが
製造した薬のことです。

メリットは、薬の開発・研究コストがかからないこと。
また、販売されてから時間が経っているので、薬の治療効果が証明されているという
メリットもあります。

後発医薬品は製造コストが安く抑えられるため、
薬の販売価格も下がることとなります。
最近は、国の歳出に占める医療費が増加傾向にありますが、
後発医薬品の普及によって国の医療費を節約することもできます。

この分類に属する企業は、以下の通りです。
(一部を紹介)

コード 銘柄名 商品・事業 PER
(倍)
ROE
(%)
4541 日医工 循環器・呼吸器向け
ジェネリック医薬品
18.15 5.64
4555 沢井製薬 幅広い種類の
ジェネリック医薬品を製造
13.88 12.11
4521 科研製薬 幅広い種類の
ジェネリック医薬品を製造
13.75 22.87
■バイオ医薬品メーカー

バイオ医薬品とは、化学的に合成された医薬品と違って、
微生物や細胞などの生物によって作り出される」医薬品のことです。

遺伝子を組み替えたり、細胞を増殖させたりできるため、
さまざまな病気の治療薬として使われています。

バイオ医薬品は、化学的に作られた医薬品と比べてとても複雑な構造をしています。
そのため、バイオ医薬品の製造には高度な技術が必要となり、
これが参入障壁となっているメリットがあります。

バイオ医薬品市場は拡大を続けており、2020年には医薬品市場の3割が
バイオ医薬品で占められると言われています。

この分類に属する企業は、以下の通りです。
(一部を紹介)

コード 銘柄名 商品・事業 PER
(倍)
ROE
(%)
4582 シンバイオ製薬 希少疾患向け
バイオ医薬品を製造
計測不能
4508 田辺三菱製薬 先発薬メーカーだが
バイオ医薬品も開発
13.88 12.11
4151 協和発酵キリン バイオ医薬品を
長年に渡って製造
29.34 7.05
■その他(漢方薬・OTC医薬品など)

最後の分類は、漢方薬OTC医薬品(医者の処方がいらないもの。
ドラッグストアなどで買える薬)を製造している会社たちです。

この分類に属する企業は、以下の通りです。
(一部を紹介)

コード 銘柄名 商品・事業 PER
(倍)
ROE
(%)
非公開 ツムラ 漢方薬品メーカー
非公開 興和 胃腸薬、整腸剤など
を開発・製造
4527 ロート製薬 目薬を製造 34.34 8.79

 
 

さいごに

中学2年生のころに薬剤師になりたいと思っていたこともあり、
どんな製薬会社があるのか調べるのはとても楽しかったです。

創薬の成功確率はかなり低く、わずか3万分の1と言われるほどです。
さらに、薬価改定などの影響も受けやすく、製薬会社には厳しい環境となってきています。

このようなことを考えると「安定的な投資対象」としては微妙な業界ですが、
日本国内を中心とした事業展開となるため、
内需銘柄として投資家に選ばれる傾向が強いです。

必要な時に内需銘柄の選択肢の一つとして製薬会社を選べるよう、
この中で優秀な銘柄に目星をつけておくと良さそうです。
 
 

4/28までの相場

■日経平均株価(終値)の推移
今月の日経平均株価の推移
 
■TOPIX(終値)の推移
今月のTOPIXの推移
 
■海外投資家売買動向

週間 売買合計額
(百万円)
売買状況
2018年4月2週 +84,506 買い越し
2018年4月3週 +115,132 買い越し
2018年4月4週 未発表 未発表

 
■信用評価損益率

週間 信用評価損益率(%)
2018年4月2週 -9.09
2018年4月3週 -9.25
2018年4月4週 未発表

 
■日経平均騰落レシオ

週間 日経平均騰落レシオ(6日) 日経平均騰落レシオ(25日)
2018/04/12 92.33 102.31
2018/04/19 129.72 101.59
2018/04/26 143.49 117.62

 
■日経平均PER

週間 日経平均PER
2018/04/12 12.72
2018/04/19 12.98
2018/04/26 13.12

 
■VIX指数

週間 VIX指数
2018/04/12 18.49
2018/04/19 15.96
2018/04/26 16.24

 
■日経平均VI

週間 日経平均VI
2018/04/12 19.82
2018/04/19 16.00
2018/04/26 16.94

 
 
経済指標を見る限り、あまり相場に変動はなかったように思います。
4月4週の経済動向は、本来だと来週発表されるはずですが、
ゴールデンウィークの関係で2営業日しかないため、
5/8に公表されるとのことです。
 
 

西尾ファンドの運用状況

今月の西尾ファンドの推移
 

日付 株式評価額 現金 含み損益(設定来)(%)
2018/04/27 127,780 18,184 +32.69
コード 銘柄名 事業内容
2130 メンバーズ 企業Webサイトやソーシャルメディア制作・運用が柱。クリエーター派遣も。株主還元積極化
9616 共立メンテナンス 独立系の寮運営会社。寮、ホテル事業が2本柱。「ドーミーイン」の名でビジネスホテルを展開
3773 アドバンスト・メディア 音声を文字変換する独自技術核にした各種業務用ソフト開発が柱。文字起こしサービスに参入
2475 WDBホールディングス 理学系研究職や研究補助職の人材派遣で首位。医薬品開発受託や医薬関連事務も。持株会社

 
ニホンフラッシュとアニコムを売却し、WDBを買いました。
以下に売った理由を述べます。

◎ニホンフラッシュ
他に魅力のある銘柄を見つけたので、現金化してその原資とするため

◎アニコム
アイペット上場を受けて材料出尽くしの売りが入り、
含み損が損切りラインに達したため

アイペットは上場する4/25の前場で売却できるよう、売り注文を出しました。
WDBを買った理由は、人材関連銘柄で将来性があるが、株価が下落基調にあったからです。

最近はさえない動きが続いていますが、引き続き銘柄選別を進めて、
自分の投資基準に適う銘柄に投資していきます。
 
 
 

編集後記

決算ラッシュですね!
4月最後の週は大量の決算情報が発表されていました。
大量の決算情報に目を通すのは大変ですが、
丁寧な決算チェックを心がけてがんばります!

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