株オタク「にしけい」の株式投資日記

今週のニュース(2018/03/25〜2018/04/07)

リカーリングとストック型ビジネスは同じ?違う?


ビジネス

今回も社内ミニテストネタです!
僕の勤める会社で毎週金曜日に実施されているミニテストは、
テスト実施の前週木曜日からテスト実施週の水曜日までの日本経済新聞を出題範囲とするもの。
仕事に必要な知識が問題になっているので、学ぶことがとても多くあります。

さて、先週のミニテストで出題された問題に次のようなものがありました。

問、ソニーが重視する、『サービスで継続的に稼ぐビジネスモデル』は、何と呼ばれるか。

この問に対する答えは「リカーリング」です。
新聞にもそのように書かれています。
ここで、ふと疑問に思ったことがありました。
それは「ストック型ビジネスと似ている気がするけれど、どこが違うのか?」
というものです。
他の社員さんとも議論したのですが、はっきりとした答えが出ず…。
インターネットで調べても両者を比較した記事はヒットしなかったので、
それぞれの定義や事例を調べて、照合し、共通点や相違点を洗い出してみることにしました!

結論は、
リカーリングもストック型ビジネスも、
継続的な収益を上げるビジネスモデルという点では共通しているが、
継続的な収益を上げるための方法が異なる
」ということ。
その理由を以下にまとめていきます。
 
 

リカーリング定義と事例

■リカーリングの定義
英語で「Recurring(=循環する)」という意味です。
製品単体を売り切るビジネスとは異なり、「安定した顧客基盤
から継続的に収益を上げるビジネスモデルを指します。

■リカーリングの事例
・一眼レフカメラの追加レンズ購入
・生命保険
・インターネットに繋いだゲーム機の有料会員
・インクジェットプリンタのインク購入
・新聞社が提供するデジタルコンテンツの有料会員
・カーシェア

「一眼レフカメラの追加レンズ購入」を例にとって確認してみましょう。
Nikonの一眼レフカメラを購入した人は「必ずNikonの追加レンズを購入する」ことになり、
Canonの一眼レフカメラを購入した人は「必ずCanonの追加レンズを購入する」ことになります。

つまり、特定のメーカーの一眼レフ本体を購入した時点で、
その人は「将来的に追加レンズを購入する潜在的な顧客」と考えられるのです。
そして、この潜在的な顧客は一人ではなく複数人集まりますので、
「顧客基盤」が出来上がります。
さらに、一度特定メーカーの一眼レフを購入すると、他社に乗り換えることは少ないです。
よって、一度囲い込んだ顧客は離れることなく、「安定して」いるのです。

一眼レフカメラを販売することによって、
離れにくく安定した顧客が集まり、
顧客はカメラを継続利用するために追加レンズや周辺機器を購入するようになるため、
継続的に収益が上がるという仕組みなのです。
 
 

ストック型ビジネスの定義と事例

■ストック型ビジネスの定義
仕組みやインフラを作ることで」、継続的に収益を上げることができるビジネスモデルです。
また、そのビジネスそのものを売却できるという特徴があります。

■ストック型ビジネスの事例
・不動産の賃貸
・携帯電話代
・電気代
・スポーツジム代
・アプリの毎月課金

不動産の賃貸を例に考えてみましょう。
マンションを建設しておけば、複数人の入居者が集まり、毎月家賃収入が得られるため、
継続的に収益が上げられることになります。
そして、マンション自体は他人に売却できます。
 
 

リカーリングとストック型ビジネスの共通点と相違点

■共通点
継続的に収益が上げられるビジネスモデル」である点が共通しています。

■相違点
リカーリングでは「安定した顧客基盤」を持つモノやサービスによる継続的な収益に着目していますが、
ストック型ビジネスでは「仕組みやインフラを作ること」で得られる継続的な収益に着目しています。

また、それぞれの事例を見る限り、
リカーリングは、一眼レフやプリンタなどの商品一つを一人のユーザーに対して供給しています。
つまり、「一つのモノやサービスにつき、一人のユーザーを対象としている」います。
ストック型ビジネスは、マンションやスポーツジムなど一つの商品を作り、
それを複数人に提供しています。
つまり、ストック型ビジネスは「一つのモノやサービスで、複数のユーザーを対象としている」ことがわかります。
 
 

結論

以上から、結論として以下のことを導き出しました。

リカーリングとストック型ビジネスは、
継続的に収益を上げるためのビジネスモデル
である点で共通しているが、

リカーリングは「一つのモノ・サービスを一人に提供する」ことで
収益の元となる顧客基盤を作り上げるのに対し、
ストック型ビジネスは「一つのモノ・サービスを複数人に提供する」ことで
収益の元となる顧客基盤を作り上げている。

ですから、

問、ソニーが重視する、『サービスで継続的に稼ぐビジネスモデル』は、何と呼ばれるか。

という問いに対しての答えを考える上で、

ソニーはインフラや仕組みを提供しているのではなく、
個人に対してゲーム機を販売し、それによって継続的な収益を上げている

ことを踏まえれば、「リカーリング」以外の答えはあり得ないことがわかります!

とても勉強になりました!
 
 

3/25〜4/7の相場

■日経平均株価(終値)の推移
今週の日経平均株価の推移
今週の日経平均株価の推移
 
■TOPIX(終値)の推移
今週のTOPIXの推移
今週のTOPIXの推移
 
■海外投資家売買動向

週間 売買合計額
(百万円)
売買状況
2018年3月4週 +4,847 買い越し
2018年3月3週 -454,129 売り越し
2018年3月2週 -172,847 売り越し

 
■信用評価損益率

週間 信用評価損益率(%)
2018年3月4週 -8.78
2018年3月3週 -11.66
2018年3月2週 -8.56

 
■日経平均騰落レシオ

週間 日経平均騰落レシオ(6日) 日経平均騰落レシオ(25日)
2018/04/05 122.23 98.11
2018/03/29 110.34 91.10
2018/03/22 65.96 108.77

 
■日経平均PER

週間 日経平均PER
2018/04/05 12.74
2018/03/29 12.54
2018/03/22 12.68

 
■VIX指数

週間 VIX指数
2018/04/05 19.92
2018/03/29 19.97
2018/03/22 23.34

 
■日経平均VI

週間 日経平均VI
2018/04/05 21.63
2018/03/29 23.80
2018/03/22 20.64

 
 

 
 

西尾ファンドの運用状況

今週の西尾ファンドの推移
今週の西尾ファンドの推移
 

日付 株式評価額 現金 含み損益(設定来)(%) 含み損益(前営業日比)(%)
2018/03/26 117,700 9,224 +26.92 -1.00
2018/03/27 121,740 9,224 +30.96 +3.18
2018/03/28 122,852 9,224 +32.08 +0.85
2018/03/29 126,160 9,224 +35.38 +2.50
2018/03/30 129,740 9,224 +38.96 +2.64
2018/04/02 131.460 9,224 +40.68 +1.24
2018/04/03 132,360 9,224 +41.58 +0.64
2018/04/04 132,740 9,224 +41.96 +0.27
2018/04/05 129,190 9,224 +38.41 -2.50
2018/04/06 130,900 9,224 +40.12 -0.31
コード 銘柄名 事業内容
2130 メンバーズ 企業Webサイトやソーシャルメディア制作・運用が柱。クリエーター派遣も。株主還元積極化
9616 共立メンテナンス 独立系の寮運営会社。寮、ホテル事業が2本柱。「ドーミーイン」の名でビジネスホテルを展開
7820 ニホンフラッシュ マンション向け内装ドアで国内首位。完全オーダーメードが特徴。中国で利益の過半を稼ぐ
8715 アニコムHD ペット保険の草分けで業界首位。アニコム損保を核に動物病院支援も。ペットショップで販売
3773 アドバンスト・メディア 音声を文字変換する独自技術核にした各種業務用ソフト開発が柱。文字起こしサービスに参入

 
保有銘柄にとっての好材料発表が相次いでいます。

・メンバーズ → AI事業の深掘り、フリーランス支援子会社の設立
・AMI → 多言語音声翻訳アプリ「アミボイス トランスガイド」の無料体験版を1月中旬から配信を開始
・アニコムHD → 動物への再生医療スタート

好材料発表は嬉しいのですが、「割高感が増す」ということがリスクになってきます。特にアニコムのPERは60倍を超えてきており、悪材料が出た瞬間に売り込まれる危険性が高いです。僕が定めているPER50倍という売却基準を大きく上回る割高っぷりですが、アニコムの目指すところや事業内容には将来性がたっぷりと詰まっており、今手放してもいずれ買うことになると思います。ということで、いずれ買い直すなら持っていれば良いし、下がったら買い増しすれば良いだけなので、今回はホールドという戦略を取ろうと考えています!
 
 
 

編集後記

引っ越し作業がようやく終わりました!
(とはいえ荷物の整理はまだ残っていますが…)
なかなか投稿できなかったので、久々の投稿です。
4/1からは「社会人」になったので、このブログのタイトルも変更しないとなあと思っているところです。
まだ具体的な案は思いついていないので、考えつき次第変更したいと思います。
たぶん、ブログ的にはタイトルを大幅に変更するのは良くないと思うので、
今後新たにブログを運営するときは注意しなければなりませんね^^;

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