株オタク「にしけい」の株式投資日記

今週のニュース(2018/2/18〜2018/2/24)

カジノ規制 どこまで


カジノ

いよいよ日本でのカジノ設置に向けて本格的に動きが出てきたようです。今日は「カジノ規制 どこまで 入場料2000円案・回数制限 集客か依存症防止か」を読んで思ったことをまとめてみます。
 
 

カジノの入場料は2,000円

まずこの値付けを見て思ったのは「安っ!」ということです。この価格設定は「ギャンブル依存症の防止」を目的としたものです。日本人も外国人も2,000円ということですが、シンガポールのマリーナベイサンズカジノを体験した僕からすると、「なんだか変な値付けだなぁ」と思ってしまいました。

ここで、シンガポールのマリーナベイサンズカジノの入場料を見てみましょう。マリーナベイサンズカジノでは、外国人観光客は入場無料ですが、シンガポール国民と永住権を持つ外国人は約8,100円が徴収されます。この料金体系となっている背景には、お金を持つ外国人観光客には「カジノで遊んでお金を落としてもらうことを目的として」入場無料で賭博可とし、シンガポール国民と永住権を持つ外国人に対しては「ギャンブル依存症となる人間が出ることを防止する目的で」高額な入場料を課していると考えられます。

僕が見た限りでは、マリーナベイサンズカジノでは外国人専用の入場ゲートでは長蛇の列ができているのに対し、シンガポール国民・永住民専用の入場ゲートは空いていました。時々シンガポール国民・永住民専用のゲートから入場してくる方も目にはしますが、やはり高額な入場料がシンガポール国民のギャンブル依存症防止に役立っているような気がします。

このことから考えるに、日本の“カジノ入場料2,000円”というのは、「日本国民のギャンブル依存症防止」にはあまり役立たない気がするのです。さらに、この入場料を外国人にも課すと言います。外国人にとって「日本観光の目玉の一つとして気軽にカジノで遊ぶ」ことに心理的なカベを感じやすくなるので、結果としてお金持ちの外国人にカジノで遊んでお金を落としてもらうことによる経済効果は薄まってしまうと推測できるのです。これではカジノをわざわざ日本に作る意味がありません。

以上から、カジノ入場料2,000円という価格設定は、日本人のギャンブル依存症を防止することにも役立たない上、外国人にカジノでお金を落としてもらうことの経済効果を阻害することにもなりかねないと言えます。
 
 

適切な料金設定は?

僕自身は、シンガポールと同様に日本人と永住権を持つ外国人に対して8,000円〜10,000円くらい徴収しても良いのではないかと思います。日本人のギャンブル依存症防止とカジノ内での治安維持のためにも、少々高めの方が効果があるからです。また、カジノの最大の顧客はお金持ちの外国人だと思います。ですから、外国人は無料で入場できるようにし、思いっきりお金を使って遊んでもらう。これがカジノによる経済効果と治安維持を両立する道となるでしょう。
 
 

日本のカジノの入場制限

日本でオープンするカジノでは、入場料の徴収に加えて入場回数の制限マイナンバーの提示などによる入場制限がおこなわれる方針です。これについて、僕は大賛成です。先ほども挙げた通り、入場回数を制限すればギャンブル依存症になる可能性を半ば強制的に抑えることができますし、マイナンバーの提示を求めれば、暴力団によるマネーロンダリングや治安維持、内部での不正行為防止に役立つからです。外国人に対してはシンガポール同様、パスポートの提示で十分だと思います。

また、カジノを運営する事業者は登録制とするようです。暴力団がカジノ運営に回って資金稼ぎをするのを防止することが目的なのだとか。健全なカジノ運営に不可欠な制度ですね。
 
 

まとめ

僕自身、日本経済が活性化することを考えるとカジノ設置は賛成です。しかし、現在決まっている規制では「結局のところ、誰に遊びに来て欲しいのか」、「何を目的としているのか」がはっきりしていないと思います。シンガポールのマリーナベイサンズカジノなどに見習って、しっかりとした管理・運営体制を築き上げてほしいなぁと思っています。
 
 

今週の相場

■日経平均株価(終値)の推移
今週の日経平均株価の推移
 
■TOPIX(終値)の推移
今週のTOPIXの推移
 
■海外投資家売買動向

週間 売買合計額
(百万円)
売買状況
2018年2月2週 -36,228 売り越し
2018年2月1週 -644,605 売り越し

 
■信用評価損益率

週間 信用評価損益率(%)
2018年2月2週 -9.90
2018年2月1週 -10.10

 
■日経平均騰落レシオ

週間 日経平均騰落レシオ(6日)
2018/02/23 192.90
2018/02/16 95.70

 
■日経平均PER

週間 日経平均PER
2018/02/23 12.91
2018/02/16 12.93

 
■VIX指数

週間 VIX指数
2018/02/23 18.46
2018/02/16 19.46

 
■日経平均VI

週間 日経平均VI
2018/02/23 22.08
2018/02/16 23.48

 
 
今週は、日経平均株価もTOPIXも週の後半にかけて下落しました。米国の利上げ加速の観測を受けたNYダウの下落に引っ張られているようで、外国人は相変わらず日本株を売り越しています。しかし、日経平均PERも先週に引き続き12倍台と割安感が強く、足元では日本人の個人投資家と一部の外国人投資家による買いが集まっています。

しばらくは株安の傾向が続くような気がしますので、成長株よりも割安株をメインにした運用をしていきたいと思います。2018年の相場は2017年と比べて弱い展開となる可能性が高いです。ポートフォリオ内もできるだけ割安株と成長バリュー株で構成し、弱気相場に備えていきたいですね。
 
 

西尾ファンドの運用状況

今週の西尾ファンドの推移
 

日付 株式評価額 現金 含み損益(設定来)(%) 含み損益(前営業日比)(%)
2018/2/19 52,560 70,868 +23.43 +1.79
2018/2/20 53,880 70,868 +24.75 +1.07
2018/2/21 54,700 70,868 +25.57 +0.66
2018/2/22 65,020 61,714 +26.73 +0.93
2018/2/23 65,390 61,714 +27.10 +0.29
コード 銘柄名 事業内容
2130 メンバーズ 企業Webサイトやソーシャルメディア制作・運用が柱。クリエーター派遣も。株主還元積極化
9616 共立メンテナンス 独立系の寮運営会社。寮、ホテル事業が2本柱。「ドーミーイン」の名でビジネスホテルを展開

 
今週も西尾ファンドは上昇基調でした。2/22にはメンバーズ(2130)を買い増しし、ポートフォリオ内における保有銘柄評価額の均一化を図りました。しばらくは現保有銘柄を買い増すつもりはありませんので、次なる投資銘柄を発掘し投資していきたいです。また、資産の追加も検討中ですので、購入できる銘柄や株数が増える見込みです。今後も、積極的に割安株や成長バリュー株への投資を進めていきたいです。
 
 

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