にしけい⊿乃木坂46好き投資家の株式投資日記

今週のニュース(2018/1/21〜2018/1/27)

「額面給与の伸び>手取りの伸び」税金・保険料負担ずしり


今週は、「「額面給与の伸び>手取りの伸び」税金・保険料負担ずしり」という記事から、私たち一般消費者の負担感を解消し、景気が良いと感じるためには、どういった施策をするべきなのか考えてみました。とはいえ、僕は政治関連にはあまり詳しくないですし、ひとまず思いつくことをつらつらとまとめているだけなので、ここに書かれている施策には多くの不備があると思います。しかし、この問題は投資家として、経済に関わる身として、今後向き合っていかなければならない社会課題です。じっくり時間をかけて自分の考えを醸成していきたいです。
 
 

お給料の約半分が消える

この記事では、2016年の名目雇用者報酬と可処分所得の伸びを比べています。2016年のそれぞれの増加額は以下の通りです。

  • 名目雇用者報酬の増加額:16.8兆円
  • 可処分所得の増加額:7.9兆円

なんと、恐ろしいことに、増えたお給料の半分近くが税金などで持っていかれていることがわかります!自分のお給料が16万円増えたと思ったら、税金などで引かれて手取り7万円しか増えなかった、というイメージを持つとわかりやすいです。これほど手取り額が少なくなってしまう背景には、消費税増税や社会保険料増加があります。これでは、自分の欲しい服を買ったり友人と遊びに行ったりしようという気が起きないですよね…。

その結果、多くの消費者が貯蓄にお金を回すようになってしまったのです。これでは、政府が進める「貯蓄から投資へ」という目標も実現されるはずがありませんね。加えて、自分たちの雇用が奪われるのではないか、年金など社会保障制度が将来受けられないのではないかという不安が一般消費者の間に渦巻いており、貯蓄額の増加に拍車をかける構造となっています。
 
 

消費が喚起されないと、経済が負のスパイラルに陥ってしまう

消費が喚起されないと、次のような負のスパイラルに陥ってしまうと考えられます。

①消費が減る
②モノが売れないので、企業の売上が減る
③企業の利益も減るので、従業員に支払う給料が減る&将来利益を生み出すための設備投資が減る
④給料が減るので、使えるお金(可処分所得)が少なくなる
⑤さらに消費が減る
⑥モノが売れないので、企業の売上が減る
⑦…繰り返し

このように、どんどん景気が悪くなってしまうのです。

経済が負のスパイラルに陥らないための方法はさまざまありますが、今回は消費者の視点から、どのように消費を喚起していくかを考えてみます。
 
 

経済の負のスパイラルから脱出するには…

まず、消費者が積極的に消費できない原因を考えてみます。

今回取り上げた記事や僕の考えを合わせると、大きく分けて次の3点が原因として挙げられると思います。

  • 将来不安を原因とする貯蓄志向
  • 給与の総支給額に占める可処分所得の割合の低下
  • “失われた20年”に影響された貯蓄第一主義

それぞれの解決方法を検討してみましょう。
 
 

将来不安を解消する

ここでいう将来不安とは、

  • 将来的に、AIやロボットの台頭によって雇用が奪われるという不安
  • 将来的に、年金がもらえなくなるのではないか(もしくは、もらえる金額が少なくなるのではないか)という不安

この2点です。これを解決するには、政府が雇用や年金などの社会保障制度の安定を国民に説くことが大切です。その上で、次のような政策を検討してみると面白いかと思います。

◾︎雇用

  • AIやロボットによって代替される仕事と、反対に増える仕事をはっきりと示す
  • 政府、民間、教育機関が共同で「一人ひとりの労働生産性を高めるための実践的な学びの場」を提供する

まずは、今後労働市場がどのような変化を辿ると予想されるかを明らかにし、国民に伝わるようにするべきです。特に中学校や高校などで、このような将来の仕事について学ぶカリキュラムを設けると良いでしょう。そうすれば、高卒でも大卒でも「どのような仕事につくべきか」をより現実的に考えることができるはずです。

さらに、政府をメインにさまざまな組織が共同で学びの場を提供すると良いと思います。「人間にしかできない付加価値の高い仕事」ができるようにするために、各界の第一線で活躍する人が中心となって「身につけておくべき技能」を教えるのです。教える人を一般から募るのもありでしょう。副業的な立ち位置で、平日の夜や土日に教鞭を執ってもらえば良いです。全国各地でリアルで講座を開いても良いですが、インターネット上に映像コンテンツとして講座をアップするとなお良いのではないでしょうか。

このようにすれば、通勤通学時間にスマートフォンを使って自分の技能や知識を高めることができますし、地方在住の方でも講座を受けられるメリットがあります。若者が地元に戻って仕事をし、地方創生にひと役買うことも考えられます。

◾︎社会保障制度

  • 国民の健康を促進するサービスを提供

そもそも社会保障制度をあまり必要としない国民を育てるという視点です。日本人の健康意識を底上げすれば、将来的に病気にかかる人間が減少し、医療機関の受診が減るため、社会保障費の拠出が減ります。そうすれば、その分を年金に回したりできるので、今に比べて老後資金に安心感が持てます。
 
 

可処分所得を増やす

2点目は、可処分所得を増やす方法です。解決方法として、次の2点があると思います。

  • 企業の内部留保を給与に回す
  • 副業を促進し、収入機会を増やす

1つ目は、昨年の総選挙の際に話題になった「内部留保税」という考え方です。その時の内容と近いかはわかりませんが、内部留保を抱えている企業に対して、従業員の給与支給や設備投資、株主還元などの使い道をはっきりと示すことができなければ課税するというのはどうでしょう。こうすれば従業員の給与が増える可能性が上がりますし、内部留保資金の使い道を示せない企業からは徴税できるため、社会保障費の財源などに活用できます。内部留保の使い道に関しては、社外取締役を中心に使途を追跡し、一般に公表すると良いでしょう。ブロックチェーンを活用した使途管理もできるかもしれませんね。

2つ目は、先ほどの「将来不安」と被ってしまいますが、副業を促進する環境を作り出し、収入を得る機会を増やすことが大切だと思います。
 
 

貯蓄第一主義の払拭

“失われた20年”によって、「不景気だから節約しないと」という節約志向が高まってしまっています。消費減退の大きな原因となっているので、「これからは景気が良くなる」と思わせることが大切です。

このような心理的なハードルは、可処分所得を増やすだけでは不十分です。将来不安の項目とかぶるかもしれませんが、

  • 政府が中心となって、今後景気が良くなることを発信し続けていくこと
  • 消費者が景気の良さを実感できるようになるために、一人一人がどのような意識を持ち行動するべきかの指針を示すこと

が必要だと思います。20年間も不況を経験している日本人相手なので、一度発信しただけでは効果がないでしょう。継続的に景気が良くなることを発信することが大切です。そして、消費者が景気の良さを実感できるようになるために、どのような意識を持ち行動するべきかをまとめた行動指針を示すことが必要だと思います。
 
 

さいごに

いかに一般消費者の景況感を改善するかは、とても難しい問題だなと実感しました。僕のような稚拙な人間がこのようなことを偉そうに述べるのは申し訳ないのですが、経済に関わる身として「今どういう風に考えているか」を記録することが大切だと思い、まとめてみました。今後もこの課題について考え、整理し、発信していけたらと思っています。
 
 
参考

 
 

今週の相場

日経平均株価(終値)の推移

今週の日経平均株価の推移
 

TOPIX(終値)の推移

今週のTOPIXの推移

 
 

西尾ファンドの運用状況

日付 株式評価額 現金 含み損益(設定来)(%) 含み損益(前営業日比)(%)
2018/1/22 91,229 38,768 +30.00 -0.90
2018/1/23 92,218 38,768 +30.99 +0.76
2018/1/24 103,714 27,053 +30.77 -0.17
2018/1/25 104,009 38,768 +31.06 +0.23
2018/1/19 0000 38,768 +
コード 銘柄名 事業内容
3360 シップヘルスケアHD 医療機器、設備を一括販売。医療用診療材料も納入。調剤薬局や介護付き有料老人ホーム兼営
3679 じげん 求人や不動産など各情報サイトを一括検索する集約サイト展開。成果報酬型の課金設定に強み
3773 アドバンスト・メディア 音声を文字変換する独自技術核にした各種業務用ソフト開発が柱。文字起こしサービスに参入
6089 ウィルグループ 人材派遣や業務請負等の人材サービス展開。家電量販店など販売現場へのセールス派遣が主力
8715 アニコムHD ペット保険の草分けで業界首位。アニコム損保を核に動物病院支援も。ペットショップで販売

 
今週月曜日にじげん(3679)に投資しましたが、四半期決算で不可解な点が発見されたので、現在調査中です。近いうちに結論が出ると思うので、必要があれば3月決算前に売却する予定です。やはり分析は多くの項目をチェックしなければならないので、大変ですねぇ。そこに面白みがあるわけですが、今回の反省を生かして次の投資につなげていきます。

今週は全体的に運用成績が冴えなかったですね。短期的にはこういう時もあります。見ていて面白さはありませんが、長期投資家が日々の値動きにワクワクしていたら負けだという言われもあるので、良い傾向なのかもしれません。
 
 

今週気になったニュース

経済・金融関連

 

個別企業関連

 

政治・政策関連

 

テクノロジー

 

経営・マーケティング関連

 

その他

 

編集後記

将棋にハマってしまったようです。

先日、社長が社員みんなで将棋を勉強してみようということで将棋セットを買ってくださったのですが、その事前演習というか、コソ練のためにアプリをダウンロードしたのです。

面白い…!!

ちょろいので見事にハマってしまいました。
時間を見つけては、初心者向けのコースで遊んでいます。
まだ駒の動き方を完全にマスターしたわけではありませんが、少しずつ覚えていけたらいいなぁ。

余談ですが、乃木坂46には将棋番組にもレギュラー出演している伊藤かりんさんという方がいらっしゃいます。
彼女の将棋番組を何度か見たことがあり、正直のところその時から興味を持っていたのですが、今回で将棋の面白さを知ったので、もっと早くから始めればよかったと少し後悔しています。

かりんちゃんの握手会に行ったら時の話題が増えました!

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