にしけい⊿乃木坂46好き投資家の株式投資日記

今週のニュース(2017/12/3〜2017/12/9)

いま、ビットコインを買うのは得策か?

ビットコイン、200万円に到達

ビットコイン、200万円に到達という記事にあるように、ついに今週、ビットコインが200万円に到達しました。「ビットコインを買ってみたいな」とか「あの時ビットコインを買っておけばよかったな」という声を色々なところで耳にしますが、「いま」ビットコインを購入するのは得策なのでしょうか。12/7(木)にビットコインを購入してしまった僕が考えてみます。
 
 

結論「資産運用目的で買うべきではない」

ビットコインを買ったばかりの僕が言うのもなんですが、現在のビットコインを見る限り、「リスクが高いと考えられるので、資産形成を目的として買うべきではない」と言うのが、僕が導き出した結論です。

なぜか理由をお話する前に、「リスク」を定義しておく必要があります。
 
 

個人投資家のリスクは「お金を失うこと」

個人投資家にとってのリスクは、「お金を失うこと」です。あなたの投資に対するイメージや、投資を始める時に思ったことを思い出してください。きっと、「投資に充てたお金を失いたくない」と思ったはずです。

リスクを取るということは、投資したお金がゼロになる可能性がある反面、リターンを得ることができる可能性がある”だけ。僕たち個人投資家は「できる限りお金を失うリスクを減らした投資」をするべきと言えます。たとえば、本来1,000円の価値を持つ金融商品を500円で買うとか。この場合、1,000円失う可能性を500円を失う可能性に減らすことができていますね。

現在のビットコインは、2017年1月の約10万円からに対して12月現在で200万円付近と、どんどん上昇し続けています。つまり、投資資金を失うリスクが増えている金融商品なのです。ギャンブルとして賭けたいのであれば別ですが、資産形成や投資をするための購入は避けるべきです。
 
 

なぜビットコインは高リスクなのか

なぜビットコインはリスクが高いと言えるのでしょうか。一言で表せば、「ビットコインはバブルに陥っていると考えられるから」です。では、「バブル」とはどのような状態なのでしょうか。

バブルと聞くと、1980年代後半から1990年代前半にかけての「バブル景気(別名、平成景気)」を思い浮かべる方が多いと思います。タクシーを1万円札を振って止めるとか、みんなディスコに集まってダンスしているとか、そういうイメージです。背景には、土地や不動産、株式の価格が急激に上昇したことにあります。当時の様子を簡単に書くと、下のようになります。

①「オフィス需要が高いので、土地や不動産の値段は絶対に下がらない」という土地神話が横行し、不動産に大量のお金が流れ込む
②実際に土地や不動産の価格が上昇する
③「土地を持っていれば必ず値上がり益が得られる」と思い込む人が多く、転売目的で投機的な(ギャンブル的な)お金が流れ込む
③さらに土地や不動産の価格が上昇し、本来の価値よりも異常に高い値段がつく
④銀行が不動産投資に乗り出し、値上がりを続ける土地を担保に企業融資を実行
⑤企業間M&Aが活発になり、企業収益が増加。その影響で、個人の収入も増加する
⑥NTTの上場をきっかけに余剰資金の運用熱が高まり、企業や個人の余剰資金が株式市場に流れ込む
⑦株価が上昇するので、「株を持っていれば必ず値上がり益が得られる」と思い込む人が増え、値上がり益を狙う投機的なお金が流れ込む
⑧株価が企業が持っている本質的な価値を大きく上回る

今のビットコインの様子と似ていませんか?「ビットコインはこれまで値上がりを続けたのだから、持っていれば必ず値上がり益が得られるだろう」と発言している人を、リアルでもTwitterでも見かけます。その人が本当にビットコインを買ったかはわかりませんが、日々ものすごい勢いで価格がつり上がっている現状を見ると、このような考えに則ってビットコインを購入している人が大勢いるのではないでしょうか。バブルの頃とそっくりですよね。

さらに、ビットコインには「ビットコインそのものが持つ本質的価値と、市場の取引によってビットコインに付けられる価格の関係性を測定できない」という性質を持っています。ビットコインは日本円や米ドルのように中央銀行が存在しないため、株式などのように価格形成の材料が存在せず、本質的価値を測定できません。つまり、今現在ついている価格は、ビットコインの本質的な価値よりも安いかもしれないし、高いかもしれないし、誰にもわからないということです。もはや単なる「賭け」と同じです。

以上のことから、ビットコインは高いリスクを持っていると判断することができるのです。「ビットコインを持たざるリスク」を唱える人たちもいますが、彼らの言う持たざるリスクとは「ビットコインの値上がりに乗り遅れ、ほぼ確実に手にいれることができると思われる値上がり益を逃すこと」です。

しかし、バブル景気とかなり似た状況にあり、本質的価値と価格の関係を計測できないことを考えると、「ビットコインは本質的な価値がない、見せかけの通貨だ」という噂をみんなが受け入れた場合、「ビットコイン購入に充てた資金がゼロになる可能性」を持つことにもなるのです。ビットコインを持っていなければ、そのお金を失うことはなかったのに…。今ビットコインの購入を考えるならば、「ビットコインを持つことのリスク」を考えるべきです。
 
 

ビットコインを買うタイミング

そうは言ってもビットコインが欲しい、決済手段として持っておきたいという方もいると思います。そのため、買うタイミングとしていつがベストなのか、考えてみました。

それは、今ついている価格よりも「相対的に」安くなったタイミングなのだろうと考えています。今回よく登場する「リスク」という言葉の意味と、ビットコインが本質的価値と価格の関係性を測れないことを踏まえた上での結論です。

たとえば、200万円の元手を持っている人が1ビットコインだけ欲しいと思っていたとします。この人は、1ビットコイン=200万円の時に購入するより、1ビットコイン=100万円の時に購入した方が、ビットコインに充てる資金が半分で済みます。そのため、仮にビットコインの価格がゼロになってしまったとしても、100万円の損失に抑えることができるからです。ただし、価格が半分になったからといって2ビットコイン買うと、価格がゼロになった際に資産全てが吹き飛んでしまうので注意が必要です…。
 
 

まとめ

ビットコインの本質的価値と価格との関係を継続できない以上、現在のシステム下で運営されているビットコインに投資する際は、「ビットコインの購入に充てたお金がゼロになるかもしれない」ことを理解し、仮にゼロになっても大丈夫な範囲で、出来るだけ今の価格よりも安い価格で購入するべきだと思います。あくまでギャンブルの1種だと思っておくと良いでしょう。資産形成の手段として、ビットコインに投資するのは避けた方が良いのではないでしょうか。

ちなみに僕がビットコインを買った理由は、「いずれVALUでの取引で使いたいから」です。ただ、一気に多額の現金をつぎ込むのは気が引けたので、精神的にダメージを受けない金額として、1,600円分のビットコインだけ購入しました。

参考

 
 

先週・今週の相場

日経平均株価の推移を見ると、V字型のチャートを描いています。週の後半の米国株高や円安基調、ビットコインの高騰などから短期的な買い圧力が高まりったのが原因と考えられます。
 
 

西尾ファンドの運用状況

日付 含み損益(設定来)(%) 含み損益(前営業日比)(%)
2017/12/4 +22.72 -1.08
2017/12/5 +23.43 +0.58
2017/12/6 +23.99 +0.45
2017/12/7 +25.75 +2.58
2017/12/8 +27.47 +0.93

日経平均の伸び悩みに関係なく、順調に運用できました。日経平均が23,000円手前でもみ合ったことで、個別の中小型株に買いが集まり、西尾ファンド内の銘柄も買い圧力が強まったのだと考えています。来週金曜日にはアニコムHDの月次データが発表されます。月次が今まで通り順調に伸びていれば、再来週月曜日に株価が更に上がる可能性が。季節の変わり目ですし、ペット保険の契約が伸びると考えているので、売却等は検討していません。

また、木曜日にはビットコインを1,660円分購入しました。VALUでの取引に使うのが目的ですが、保持している間は西尾ファンドの運用成績に反映させていきます。
 
 

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その他

 

編集後記

ビットコイン、初めて買いましたが、ジェットコースターみたいに値動きが激しいなと実感しています。これは資産形成を目的としたものではなく、あくまでVALU取引に使うことが目的。ビットコインの購入資金がゼロになっても耐えられる額(1,660円)しか買っていません。現状のビットコイン価格と性質では、僕にとってこれくらいが限界でした。いや〜、怖いですね(笑)

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