にしけい⊿乃木坂46好き投資家の株式投資日記

今週のニュース(2017/10/30〜2017/11/4)

今週注目のニュース

印市場、言語対応がカギ 音声認識、アマゾン出荷で競争激化

〜要約〜
アマゾンは、インド向けに現地訛りの英語「ヒングリッシュ」に対応した、音声認識スピーカー「エコー」の出荷を始めました。
 

音声認識ソフトウェアには何があるの?

「西尾ファンドの運用状況」でも音声認識について言及していますが、アドバンスト・メディアという文字起こし用音声認識ソフトメーカーや音声認識について調べていく中で感じた「音声認識ソフトウェアにはどんな製品があるのか?」、「それらの製品は、どのようなメリット・デメリットを持っているのか?」という疑問を解決してみようと思います。音声認識といっても、音声を認識して文字に起こすソフト、システムを呼び出すソフト、アニメーションを作成するソフトなど幅広いので、今回は情報を集めやすい「一般人が入手可能な、音声認識による文字起こしソフト」に限定して調査を進めます。

まずは、「音声認識による文字起こし」に参入している企業の洗い出しから。以前、仕事で「音声認識関連株まとめ」というページを作ったことがあるので、こちらをベースに、

  1. どのような企業があるのか?
  2. どのような製品をリリースしているのか?
  3. その製品にはどのようなメリット・デメリットがあるのか?
  4. その製品を導入するコストはいくらかかるか?

といった観点でまとめてみます。

製品名
(企業名)
メリット デメリット 費用
AmiVoice
(アドバンスト・メディア)
  • 専門用語が混じる会話の文字起こしが可能
  • 自動的に句読点を挿入
  • 不特定の話者に対応
  • 長文・会話の認識が可能
  • 専用エディタ以外のソフトにも入力可
  • ICレコーダーの文字起こしにも対応
  • オフラインで利用可
  • 英単語の変換がスムーズ
  • 20万語を収録
  • 修正が大変
  • 雑音に弱い
  • 9,800円〜
    24,800円
    (税別)
    ドラゴン
    スピーチJ

    (ジャストシステム)
  • 雑音に強い
  • スマホで音声入力可能
  • 音声による修正が可能
  • オフラインで利用可
  • 長文・会話の認識が可能
  • ICレコーダーの文字起こしにも対応
  • 100万語を収録
  • 特定の話者のみに対応
  • 動作にもたつきがある
  • 専用エディタ以外への入力は動作不安定
  • 14,148円〜
    24,948円
    (税込)
    Google
    ドキュメント

    (Google)
  • Google Chrome上で動作
  • 長文入力に対応
  • 変換の自動修正あり
  • どんなOSでも利用可
  • 音声入力した情報が漏洩する危険性
  • オフラインで利用不可
  • 無料
    Windows音声認識
    (Microsoft)
  • ワードパッドへの入力がスムーズ
  • オフラインで利用不可
  • 入力にタイムラグがある
  • 特定の話者のみに対応
  • Office製品など、Windows標準アプリ以外との相性が悪い
  • 無料
    Mac音声認識
    ※オフライン拡張機能
    (Apple)
  • オフラインで利用可
  • 長文入力に対応
  • 特定の話者のみに対応
  • 無料
    Siri
    (Apple)
  • 場所の制約がない
  • オフラインで利用不可
  • 長文入力には非対応
  • 音声入力した情報が漏洩する危険性
  • 無料

     
    こうして見てみると、有料版はAmiVoiceとドラゴンスピーチの対決、無料版はGoogleとMicrosoft、Appleの三つ巴の対決という構図が浮かんできます。有料と無料の差は、音声入力したデータが抜き取られる可能性があるかどうか、入力したデータの編集が容易かどうかといったところにあるのではないでしょうか。

    使用場面から優位性を考えてみましょう。メモやブログ記事作成などの日常的なテキスト入力の場合は、無料版で十分と言えます。なぜなら、仮にGoogleやAppleなどに入力データが伝わったとしても、普段のメモやブログ記事の書き起こしなどであれば、その内容に機密事項が含まれる可能性は少ないと思われるからです。

    さらに、多少動作がもたついたり、変換がうまく行かないこともあるようですが、メモやかんたんなブログ程度でしたら、文字数も多くないので入力も修正もしやすいとも言えます。無料版は各メーカーの製品に大差がありません。Windowsユーザーの方はWindows純正の音声入力ソフトを、iOSユーザーの方はMac純正の音声入力ソフトやSiriを、ブラウザ上に入力する際はChromeをインストールしてGoogleのソフトを使えば事足りるのではないでしょうか。

    議事録作成やインタビュー記事の作成など仕事で使う場合は、有料ソフトを使用するべきでしょう。無料ソフトだと、音声をテキストに変換する際にクラウドを経由するため情報漏洩の危険があったり、スムーズな入力ができなかったり、ICレコーダーで録音した音声の読み込みに対応していないことがあるからです。また、1時間以上の長い時間の入力の場合、音声認識がスムーズで専門用語を搭載した有料ソフトの方が、誤変換も少なく取り扱いやすいと言えます。

    では、有料版の「AmiVoice」と「ドラゴンスピーチ」のどちらを選択するべきなのでしょうか。上の表でメリットとデメリットを掲載していますが、正直どっちもどっちといった印象を受けます。語彙数はドラゴンスピーチに、専門性はAmiVoiceに、雑音の強さはドラゴンスピーチに、汎用性はAmiVoiceに、修正のしやすさはドラゴンスピーチに軍配が上がります。

    語彙数は辞書登録をおこなえばカバーできるので、今回のチェック対象から外します。全てを兼ね備えた製品は今のところないようなので、自分の求める機能次第で決めるのが良さそうです。

    • 専門性を求める場合:AmiVoice
    • 作業の快適さを求める場合:ドラゴンスピーチ

    といった感じでしょうか。

    AmiVoiceは医療現場や企業の議事録作成などに幅広く使われており、導入企業が毎年増加していることからも、専門的な仕事に強いソフトウェアだということがわかりますね。

    ソフトウェアを選ぶ際に「これだ!」という決め手は少なく、有料無料のクオリティの差を除いてどれも同じような水準にあると思います。まだ研究段階だからだと思いますが、これからどんどん差別化が進んで、より便利なソフトウェアが誕生してくれると嬉しいです。ただし、有料版を提供する国内勢は、無料版で知名度の高い海外勢に取って代わられる可能性もあるので、“日本語”を武器に“日本発ならではの高いクオリティ”を維持して頑張って欲しいですね。
     
    〜参考URL〜

     
     

    今週の相場

    今週も先週に引き続き、日経平均株価は1週間を通して上昇しました。要因として、以下のことが上げられます。

    1. 好決算を発表する企業が多かった
    2. 年金基金、投資信託、政府系ファンドなど長期投資を手がける投資家の買いが多く入った

    一つ目の好決算企業では、2018年3月期決算で上方修正をおこなったホンダ(7267)ソニー(6758)に買いが集まり、日経平均株価の上昇に貢献しました。

    二つ目の長期投資家の買いは、先週と同じような状況なので詳しく書きませんが、日本企業の収益力に対して株価が割安であることに注目した海外の投資家が、日本株を買い集め続けています。

    日経平均株価は22,000円後半まで上がり、年初来高値を更新。国内勢は三連休を前に利益確定売りをしたようですが、この株価高騰に乗り遅れたと焦る投資家も多く、株価下落時に国内勢が買いを入れることが考えられます。そのため、特に事件が起きなければ、日経平均株価は22,000円付近を維持し、来週も続く決算発表で好材料が発表されれば23,000円を超えて来ると思われます。ただし、北朝鮮がミサイル発射準備に取り掛かっているとの噂もありますので、相場の変動に注意が必要です。
     
     

    西尾ファンドの運用状況

    日付 含み損益(設定来)(%)
    2017/10/30 +18.08
    2017/10/31 +17.38
    2017/11/1 +18.40
    2017/11/2 +17.43

    今週も、当ファンドは安定的に+18%付近(設定来)を維持しました。10/30には、音声認識ソフト「AmiVoice」を手がけるアドバンスト・メディア(3773)を購入しましたが、直近10年間純利益が赤字だったため、その原因分析などにかなりの時間を割いています。特殊(?)な事業構造なため、手に入れられる情報から会社の内部事情をイメージするのは非常に大変で、毎日通勤電車の中で考えています。はっきりと自信を持って「買い」と言える領域まで理解度が達していませんが、音声認識の将来性、AIとの親和性、販売先企業数の増加、黒字転換予測を考慮し、株価の上昇余地があると見て様子見買いをおこないました。

    まだまだ調査が必要な会社ですし、11/6には決算発表が控えているので、じっくり時間をかけて分析していきます。
     
     

    今週気になったニュース

    FRB議長交代関連

     

    診療報酬改定関連

     

    スバル無資格検査問題関連

     

    神戸製鋼所不正問題関連

     

    経済・金融関連

     

    個別企業関連

     

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    政治・政策関連

     

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    その他
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