にしけい⊿乃木坂46好き投資家の株式投資日記

【読書記録】グリーンブラット投資法

株式投資で稼ぐ鉱脈を見つけるための方法として、グリーンブラットは以下のような基本原則を挙げています。これは、バフェットやオニールなどの掲げる基本原則とは異なり、哲学的な原則となっているのが特徴です。

【いくつかの基本原則】

1、人がしない自分だけの仕事をする
2、30歳以上の人間をだれも信用してはならない
3、30歳か、それ以下の人間をだれも信用してはならない
4、勝負する場所を選ぼう
・バフェットで言う、自分で理解できる場所で勝負すべきだ、ということと似ている
5、株をたくさん買ってはならないーカネは銀行に置いておくものだ
・自分のポートフォリオ内の銘柄を増やすと、リスクをゼロに近づけることができる反面、リターンも小さくなるから
6、上ではなく、下を見ろ
7、投資の天国へ至る道は一つではない

【儲けが出せる面白いイベント】

(1)会社分割
(2)部分分割
(3)株式引受権売出し

(1)と(2)は分割により、その株式が基づくファンダメンタルズに変化する。その会社の見えなかった魅力が見えてくることを利用したもの。

(3)は、分割会社の新株発行に伴い、引受権が発行された場合である。追加引受権が付いている場合がチャンス。これは、内部者が新会社に魅力を感じていることを暗に示しているらしい。

会社分割や引受権に関してのチェックポイントを総括すると、企業内部の人間や経営者の立場にたち、このイベントを実施することでどのようなメリットがあるのかを考えることが大事。その結果、内部の人間がそのイベント実施によってもたらされる結果に魅力を感じていると判断できた場合は、われわれ投資家もそれに乗っかることが大事
→やはり裏側のストーリーを思い描くことが大事

【他にも儲けられるタイミングが!】

(1)マージャー・セキュリティーズ
・企業の合併取引の際、株主への支払いを現金の代わりに買収会社の債券や優先株、ワラント(新株引受権)などを利用する場合がある。
・合併取引で株主に債券などが支払われた際、株主は債券への魅力を感じないので売却することが多く、そのような債券の価格は下がる。債券の発行元に問題がなかったり、値下がりによって債券の利回りが高く魅力的になった場合に、その債券を割安で購入すれば、利益を上げることができる。

【倒産だって立派な投資チャンス】

ただし、かなり高度な選択眼が必要…。
1.倒産ー記憶すべきポイント
・倒産会社の社債、銀行借り入れ、営業上の請求権は良い投資物件
・普通株式はゴミ
・倒産から復活した会社の新株は一見の価値あり(綺麗さっぱり生まれ変わった事業が割安で放置されていることが多い)

2.売却のタイミング
・悪いものは売り、良いものを買え
・いつ売ったらいいかは誰もよくわからない

3.リストラ
・企業のリストラ(事業再編のほう)から大きな価値が明るみに出ることがある
・下値のリスクが少なく、リストラ絡みの良い事業で、経営者にインセンティブが与えられている会社を探せ
・潜在的にリストラなあり得る環境で、事態を動かす触媒になるものを探す
・会社全体との比較で、リストラの規模が十分に大きいことを確認する

【一攫千金の投資証券】

◯スタッブ株
・コールオプションと類似
・スタッブ株を買うのに支払った金額分のみのリスクを負う。値下がりによる損失は被らない
・スタッブ株はコールとちがい、期間の制約がないため、市場がその存在に気づいて適正に評価されるようになれば、儲けを手にいれることができる
・資本再編成がおこなわれた会社のみ発行することができる

◯LEAPS(長期株式予測証券、長期オプション契約)
・コールオプションよりも長期間取引できるのが特徴
・スタッブ株の有限版みたいなもの
・どのような会社でも発行可能

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学んだこと・感想:会社の“悪いニュース”に注目して利益を出す取引について書かれた本です。一般的に“悪いニュース”が出た銘柄は投資家に見放されることがありますが、その中でもファンダメンタルズに問題がなかったり、回復する見込みが立っていたり、問題となった部署の分割などで企業のウミを排除される見込みが立ったり、株式引き受け権が発行される場合に注目し、投資を実行して利益を生み出すことができます。少し投機的な印象も受けますが、根底では「割安株を見つける」ことと似ているのかなと思います。最近では神戸製鋼所が問題を起こしていますが、まさにグリーンブラッド流に考えれば投資チャンスが眠っている「可能性がある」タイミングです。今後のニュースを追っていき、投資のチャンスがあるのかを検討していきます。

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